2013年10月23日

黙示録

黙示録
池上永一 著
角川書店

黙示録


18世紀前半、琉球王国。貧しい少年・蘇了泉は、石羅吾に拾われ、めきめきと踊りの才能を伸ばしていく。
一方、清国で風水を学び帰国した蔡温は、琉球を、王である「太陽しろ(てだしろ)」と「月しろ(つきしろ)」に支配された王国と位置づけ、「月しろ」となる存在を広く国内から探していた。
そこで蔡温の目にとまったのが、他ならぬ了泉だった。

生きるために、ただひたすらに踊る了泉。
ところが同じ「月しろ」を目指すライバル・雲胡が現れて...。
協力者と敵対者、そのすべての運命を呑み込んで、ひとりの天才舞踊家が琉球に嵐を起こす!


池上さんと言えば琉球王国をテーマに書かれた「テンペスト」シリーズが有名ですね。
今回は琉球王国のテンペストよりも少し前の時代の踊楽士たちがテーマです。
けっこう分量があったけど、まさしくジェットコースターストリーで一気に読めてしまいます。
男版「ガラスの仮面」ですよ。
ライバル対決、栄光&挫折の繰り返し。
振れ幅が大きくて本当に面白い。
聞得大君やノロなどの琉球の信仰を知っていると、
さらに本の世界観がひろがって面白いですよ。

あっ、角川書店のHPの特設サイトも是非!
イラスト等がキレイでイメージが膨らみますよ



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Posted by DOVA at 07:30│Comments(0)読書
 
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