2012年03月15日
ジェノサイド
ジェノサイド
高野和明 (著)
角川書店
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。
同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。
普段あまり厚い本を読まないので、そんな私にとって、久しぶりに読み応えのある本でした。
かなりページ数があるんですが、読み始めたら止まらなくなります。
それ程ストーリー展開が面白くて、先がよめません。常にハラハラドキドキです。
フィクションなのに、登場人物や起きる出来事がリアルで、自分が知らないだけで現実に起きているのかな?と思ってしまいます。
ただ、内容に差別や大量虐殺が多く盛り込まれていて、読んでいて辛くなる事もしばしば...
そして、あまり本文に関わりが無く、いきなり昔の差別や虐殺の話が割り込んで出てきて、必要性を疑うような時さえあります。
あと、日本人に対する作者の偏見もあるのかなぁ~。
そこは受け取る側の個人差もあると思うので、いいとして。
その点を除けば、とても面白い本でした。
Posted by DOVA at 11:32│Comments(0)
│読書