2012年05月25日
仲蔵狂乱
仲蔵狂乱
松井今朝子 著
講談社
初代中村仲蔵。稲荷町(いなりまち)から出発して千両役者となった実在の歌舞伎役者。天性の愛嬌と踊りの腕を買われた子役時代を経て、いったんは芝居の世界から身をひいた仲蔵だが、それは逆に芸への思いを呼び覚ます。3年後、年七両の給金で稲荷町からの出直しをはかる仲蔵。下積みの境遇にありながら役者としての夢を忘れない男は、周囲から過酷な苛めを受けるようになる。屈辱に耐えかねて、ある夜、大川へ身を投げた仲蔵を救ったのは、布袋のような容貌の武士、三浦だった。やがて、仲蔵に『忠臣蔵』の定九郎(さだくろう)の役がめぐってきた。端役にもそれなりの人生はあるはずと、町で見かけた浪人者の姿を写す工夫で舞台に臨む仲蔵。その型が今の舞台にも残る、生涯の当たり役との出会いだった。
実在の人物「中村仲蔵」さんの半生があますところなくかかれています。
幼いときに孤児になり、養子に入ったのが歌舞伎の踊りと唄の家だったことから
踊りから歌舞伎の世界へと進み、苦労して、努力してのちに千両役者にまで
登り詰めた人です。
江戸っこ気質の語り口調も小気味よく
気風の良いところや、そのくせお人よしなところまで
とっても憎めない愛嬌のある人です
登場人物の歌舞伎の世界の方々は「団十郎」とか「海老蔵」とか
「勘三郎」など聞き覚えのある名前がでてきますが、
同じ名前でも第○代と世代代わりの何代もでてくるので
こんがらがりそうになります
同じように一人の人物の名前も変わるので
誰だっけ?となります
そこがちょっと難だけど、とっても面白い話でした
これがNHKとかでドラマにならないかなぁ~
大河は無理にしても、10回ドラマとかに
なったらきっとおもしろいのにねぇ
そうしたら歌舞伎ももっと人気がでると思うのにな
Posted by DOVA at 11:37│Comments(0)
│読書