2012年10月24日

空飛ぶタイヤ

池井戸潤さんの本、2冊目です

空飛ぶタイヤ

空飛ぶタイヤ
池井戸潤

実業之日本社

トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、近くを歩く母子を襲った。
タイヤが外れた原因は整備不良なのか、それとも……。
自動車会社、銀行、警察、被害者の家族…タイヤ母子死傷事故に関わった人それぞれの苦悩。
そして、「容疑者」と目された小さな運送会社の社長が、家族・仲間のために、たったひとつしかない真実に迫る、試練と格闘の数か月! 「命」と「カネ」の人間群像、そして、巨大企業が犯した「罪」と「罰」を描く傑作企業小説。


この本は2006年に出版されています。
昔の話になりますが、某企業のリコール隠しが下敷きになっている本です。
話としては数か月の短い期間ですが、とても細かく描かれているので
ここまでのことが1ケ月なの!?って、ビックリします。
主人公の運送会社二代目社長にこれでもか!これでもか!と次々に
試練が襲い掛かり、それまでの当たり前の幸せが、
手のひらから落ちる砂の様にこぼれおちていきます。
とっても読み応えのある本なので、分量はありますが
是非読んでみてください。



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Posted by DOVA at 13:47│Comments(0)読書
 
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